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中国の旅（5回目-2）からのつづき
【5月4日（木）】
06：00 起床
朝食は7時からなので、それまでに市民が早朝にやっている太極拳に参加したいという「よ」。
まあ、散歩がてら外へ出てきた。
ホテル前の湖のほとりでは、それらしい格好をしている個人個人が好き好きにやっていた。
道路脇のほんの小さなスペースから何やら音楽が聞こえてくる。
「よ」はトコトコそちらへ寄っていき、その集まりに加わった。
私らの集まりに誰かきたでというおばあさん（ご婦人）集団の視線なんて気にしていない。
見よう見まねで体を動かす「よ」と、つられて加わった「ゆ」。
近くの気さくなご婦人が「○△×◎●」と早口でしゃべりかけてくるが、なまりの所為かあまり
理解できなかった。（なんちゃって。）
わしら日人だというと、「ああ、日人、日人、日人、・・・。」と向こうの方まで伝わっていく。
今日は問題の五・四だが、皆さんニコニコして一向に関係なし。
気付くと、言葉が通じるはづのない「よ」が隣のご婦人と談笑している。
どういうこっちゃ？
あとで訊くと、あの音楽はラジオ体操だったらしい。
「一、二、三、四、五、六。」
それにしては長いな。同じ様な体操が永遠に続きそうな感じだった。
今日は桂林から飛行機で上海へ移動する予定になっていて、遅れることは許されないことから、
途中で辞した。
 
＜↑みんなバラバラ＞
08：40 ホテル出発。
10：30 中国国際航空CA4323便で一路上海へ。
ガイドの孫さんとはここでお別れ。お世話になりました。
上海までは2時間のフライト。
しかし、機内食が出た。
到着後レストランで昼食となっているが。まあ気にせず食べるか。
12：30 上海虹橋空港へ定刻どおり到着。
上海はどうかな。五・四のこと。前情報どおり集会があるのだろうか。
到着ロビーでガイドの「杜春華」さんと対面。
やはり今からレストランへ案内するという。
このガイドさん、大学を卒業して、半年前にガイドを始めたばかりらしい、上海っ娘。
13：30 最初の観光は、新天地。
繁華街だが、今の日人は何となく肩身が狭い。こんな時に中心街に来るとは。
日人を連れて歩くガイドさんにも少々悪い気がしないでもないが、何ら気にしていないみたいだ。
 
続いて豫園。
ここも観光客でごった返していた。
ガイドさんにしっかりついて行かなければ迷子になりそう。
 
一通り観光を終えたところで、上海体育館横にある免税店へ案内された。
昨日、その上海体育館で卓球の愛ちゃんが試合に負けてしまったばかり。
勝っていたら今夜応援できたのに。
免税店の入口に、愛ちゃんの写真が貼ってあり、卓球少女として紹介されていた。
すご〜。
ガイドの春華さんも愛ちゃんのことは知っていた。
普段免税店はあまり興味がないが、今回はしつこく「ランコム」探し。
結果は「没有」だった。
16：30 ここで、宿泊するホテル「上海賓館」へ。
荷物を置いて小休息。
ここでも宿泊手続きは全てガイドさんに一任で楽チンだ。
17：30 食事に出発する前にフロントで両替、両替。
両替くらい一人でできるのに、待機していたガイドさんが駆け寄ってきて、世話してくれた。
そこまで気を使わなくてもよいのですよ。
今回どこへ行っても日語で話し掛けられるので、中国語を使う機会がめったに無いし。
語学鍛錬が主目的で来たというのに。（今更遅い？）
マイクロバスでとあるレストランへ。
車窓からは、外灘（ワイタン）のテレビ塔やビル郡がちらちら見え隠れした。
天気がよければ食事後に夜景観光もよいが、また雨が降ってきていたので、今夜は上海雑技に
申し込んだ。
19：30 雑技開演。終了は21：00。少年少女の高等な演技、非常に面白かった。
 
21：30 ホテルまで送ってもらい、ガイドさんとは「明天見！」
ガイドの杜さんにもみやげの資生堂製品、運転手さんにはタバコ。
ガイドさんに包みを手渡すとすぐ「食べ物ですか？」と。
きっと食いしん坊に違いない。
気付くと問題の五・四が終わりそうになっている。
日中テレビを見ていないものの、街中でも何らそれらしい雰囲気や情報は全くなかった。
明日は蘇州へ列車で日帰り観光。
中国の列車に乗るのは初めてなので楽しみだな。
3日目もあっという間に終了。 （→中国の旅（5回目-4）へつづく）
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