中国の旅(1)

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はじめての中国は、2002年に会社からのビジネストリップ。
急に決まったため、下調べもおぼつかないままの出発となってしまった。
当時、この國に対して、正直あまりよいイメージをもっていなかった。
1997年にもビザまで取得したが、取りやめになってほっとしたということがあった。
だのに・・・。
自分を含め、同じ会社の3名と、東京にある貿易会社の社長さん1名(中国天津人)の
4名での中国行きとなった。

日 程 行 程 できごと
2002年04月15日
関空→上海浦東(JL793)

上海事務所(打合せ)

上海→江蘇省常州市
 (車で約4時間)

【宿舎】 江蘇省常州市
     ☆☆☆☆
     常州賓館


 明日午前中に工場を訪問することになっているメーカの営業の兄ちゃんがホテルへやってきて挨拶と食事。その後「カラオケでも・・・」と接待の申し出があったものの,同行者の一人が断わったため,全員そのままおとなしく部屋へ戻った。まあ,歌いそうにもない当社社員ではあったが。
2002年04月16日
江蘇省常州市
 (メーカ工場訪問)
     ↓
江蘇省宜興市
 (メーカ工場訪問)

【宿舎】 江蘇省宜興市
     ☆☆☆
     宜興国際飯店

 朝ホテルに昨夜のメーカの兄ちゃんが迎えに来た。工場で見学と面談。メーカの人はガラス製の「マイお茶水筒」を持ち歩いて会議に臨むようだ。お茶葉が直に入れられていて,減ったらお湯を継ぎ足していく。
 午後に訪問したメーカの若い社長他と面談。工場見学後,近くの西湖へ観光に連れて行って貰った。西湖は濁って綺麗でない大きい池という感じ。
 夕食の接待もあり,昨日と同様,食後の接待の申し出があった。やはり,昨日断わってくれたご仁が頑なに断わり続けていたが,先方も若いのに粘って離さない。ここまで接待するのは中国流,断わるのは失礼にあたるとのこと。ようやっと首を縦に振り,行った先が「足つぼマッサージ」。これが非常に気持ちよかった。よくぞ首を縦に振ってくださったものだ。
2002年04月17日
江蘇省宜興市
 (メーカ工場訪問)
 (メーカ工場訪問)

江蘇省宜興市→上海虹橋
 (車で移動)

【宿舎】 上海市
     ☆☆☆☆
     上海龍柏飯店

 ひどく田舎に来た。あぜ道を通って,工場は
田んぼのなかの掘っ建て小屋という郷鎮企業
を訪問。打合せはその村の会館らしきところで
行われた。旧国営企業という感じで,なんでそ
こにいるのという関係のなさそうな人が会議に
出席していた。同行の中国人社長さん曰く,党
のひとだろうと。片田舎に小さい工場(というか
作業場)を持ち,日本の企業を迎え入れるとは
恐るべし,中国零細企業。
 ホテルに着いたのは結構遅い時刻になった。
運転手がホテルの場所を知らず,なかなか見
つからなかったことも原因。食事もホテルのレ
ストランでとった。今夜は高そうなホテルだ。
2002年04月18日
上海虹橋→広州(CZ3596)

広州市→鶴山市→広州市
 (メーカ工場訪問)

広州→南昌(MU5362)

【宿舎】 江西省南昌市
     ☆☆☆☆☆
     五湖大酒店


 朝,不覚にも寝過ごしてしまった。電話で起こ
され,朝食抜きでロビーへ降りていき,チェック
アウト。朝食券を貰っていて,綺麗ホテルだった
ので少々楽しみにしていたのだが。く〜。
 広州空港までメーカの社長他が出迎え。ここ
から工場まで1時間くらい。工場訪問前に途中
で昼食。さすが食の広州,「サルの脳みそもあ
りますが。」とのこと,もちろん断わった。
2002年04月19日
江西省南昌市
 (メーカ工場訪問)
     ↓
江西省九江市
 (メーカ工場訪問)

江西省九江市→江西省南昌市

【宿舎】 江西省南昌市
     ☆☆☆☆☆
     五湖大酒店


 朝から雨が降っていた。工場見学中は土砂
降りで大変。
 午後になっても雨は降っていた。このメーカ
工場のトイレは変わっていた。(中国では普通
?)入ってすぐのところに掘り便器(○隠しなし)
が一つあり,その奥にもドアがついていて,その
中にも一つ掘り便器があるが,手前で用を足し
ていると奥には行けないくらいの小部屋。ここの
トイレ(厠所)男女別でもなさそうだし,男でも入
るには少し勇気がいるな。
2002年04月20日
南昌→上海浦東(FM582)

上海浦東→関空(JL794)
 
 いよいよ帰国。南昌空港でぶたの置物,値段折
衝して購入したが,チェックインしたところで同じ
ものがその値段で売っていた。まだまだだな。
 上海空港でも他のおみやげ購入。同行した社長
さんからは白酒をおみやげに戴いた。

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