| 【6月10日（土）】 |
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| 12：00 |
語学講座終了。
旅に備えて今日は阪急岡本駅前までクルマで来ている。「ゆ」とは駅前で待ち合わせているのだが、少々遅れるとメールが来たが、教室から出てきて暫くしたら到着した。DONQで昼食用のパンを購入して、さあ出発だ！と時計を見たら12：30になっていた。急がねば。しかし、「ゆ」が珍しく喉が渇いたと訴えるので、高速乗る前に便利店へ立ち寄り、PETボトルを購入。朝、出かける前に家事をこなすのに少々時間がかかり、何も飲まず慌てて出てきたんだという。
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| 12：30 |
名神〜北陸道を通って、加賀I.Cへ向かう。
北陸道の覆面パトは紺色が多い。
途中、トラップされた乗用車を何台か見かけたが、運良く捕まらず・・・ではなくて法令遵守、安全第一だ。
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＜↑とあるSA。休憩はこの一回のみ＞
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| 15：30 |
岡本から260ｋｍくらいあったが、すいていて約3時間で到着。もお先客のクルマが何台か停まっている。このお宿、12時チェックイン＆チェックアウトだから、出遅れた口だ。（何に？）
玄関を入ると、総支配人の竹内さんほか、ズラリと出迎えられた。
突然のメルによる申し込みと受け入れにお礼を述べて（述べたっけ？）、手土産の「ケーニヒス・クローネ」を差し出したら、竹内さん曰く、「これ好きなんです。」と。
まあ、お世辞云われてしまったなと思っていたけど、あとで分かったが、岡本界隈には詳しくて、しみじみ「懐かしいですねえ」とおっしゃってらした。
ここでばらすと、今日の「ケーニヒス・クローネ」は岡本駅前で買ったのではなく、「ゆ」が来る途中、三宮そごう地階で買ってきたものなのだが。
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＜↑「かよう亭」エントランス＞
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| 15：40 |
今晩宿泊するお部屋「東山（HIGASHIYAMA）」に案内された。今朝の返信メールによると、このお部屋はなんと「貴賓室」とのこと。広い〜。しかし、だだっ広いのでは決してないし。
このお宿には、スリッパ、鍵がないのが特徴。
お客が寛げることを第一に考えてのことらしいです。確かに、風呂行くから鍵持って・・・早く出てきたらどうのこうのを議論する必要もないし、スリッパ揃えてとか、風呂入っている間に片方なくなったなどと騒ぐ必要もないし、そんなことより、床に張り巡らされた畳の上を裸足で歩くのは気持よい。
お部屋の係は「ちよ」さん。
お上品で、さすが。
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＜↑廊下には踏み心地よい畳＞
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| 15：50 |
お部屋に座って、まずは甘味の有る新茶と、葛餅を振舞ってくれた。
器や、お盆、一つ一つにこだわりがあるらし。
そして、お部屋を観察。
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＜↑お茶＞
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＜↑奥は鏡台の置いてある部屋＞
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＜↑明るいテラス＞
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＜↑部屋の電灯＞
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＜↑灰皿と冷蔵庫内お品書き＞
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＜↑入口扉＞
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＜↑洗面台＞
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| 16：15 |
いよいよ、温泉・・・というところ。
スリッパがないので、ほかのお客さんが入っているかは分からない。
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＜↑部屋を出て、すぐ階下に温泉入口が＞
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| 18：00 |
温泉上がってから夕涼みしながらゆっくり読書していたら、いよいよお待ちかねの夕食。
さてさて、どんなものを食べさせて頂けるのでしょう？
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＜↑一の膳＞
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＜↑ビシソワｰズ（ジャガイモの冷スープ）＞
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＜↑外はまだ日が高い。＞
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＜↑50インチ？超大型TV＞
しかし、今日は俗世間の雑事から隔離するため、敢えて見ない事にした。
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＜↑甘エビの造り＞
新鮮なので、頭の中まで食せると。
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＜↑ビ〜ル＞
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＜↑こちらは烏龍茶で。＞
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＜↑これは・・・＞
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| 18：30 |
＜↑ほくほくの魚。＞
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＜↑ブロッコリーとジャガイモの饅頭＞
中は、鳥ミンチと玉ねぎの餡が・・・。
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| 19：00 |
＜↑シャーベット＞
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＜↑山菜の天ぷら＞
かよう亭の社長さんと板長さんが山へ摘みにいってくれたものを出して頂けるという。天ぷらは目の前で揚げて頂けるのでアツアツだ。
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＜↑続・天ぷら＞
珠洲の塩をつけて頂く。
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| 19：30 |
＜↑さっぱり酢の物＞
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＜↑ごはんと吸い物＞
器も美しい。
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＜↑ごはん、激美味〜。＞
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＜↑豆乳ゼリーで締め＞
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| 20：30 |
＜↑食後にラウンジへ＞
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＜↑珈琲を一杯＞
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＜地元作家の作品が並ぶ。＞
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＜↑さあ、部屋へ帰って・・・＞
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| 22：15 |
＜↑寝るか。＞
まだ早いけど仮眠して、とあるTVを観ようかなと思っていたが、「ゆ」はもちろん、たのじも起きることなく寝入ってしまった。枕が頭に心地良く吸い付くように眠りを誘うんだから仕方がない。
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第１日目 完
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| 6月11日（日） |
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06：30
07：50 |
起床して、早速温泉へ。
朝からゆっくり浸かって気分好し。
外は緑深く、ホーホケキョと鶯の鳴き声が聞えてくる。
効果音の放送ではなさそうだ。
部屋に帰って静かに読書をしている。
朝食前のおめざに、チヨさんが新茶と紫蘇らっきょう、そして梅干を出してくれた。
そして、失礼ですがと前置きあって、
「たのじさんはお医者さまですか？」と。
「え？やっぱり分かりますか？やっぱり。どおして分かりましたか？」
「それは・・・○○○（←勘違いもいい所の誉め言葉を頂戴した）。」
「はははは！」
悪乗りし続けるのもアホなんで、庶民の分際であることを正直にお答えした。
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＜↑お宿の周りは緑深し。＞
一帯が「かよう亭」さんの私有地と。
ほえ〜。
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| 08：30 |
いよいよ、「日本一の朝食」と噂される朝食の始まり。
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＜↑朝食の用意開始 1＞
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＜↑朝食の用意開始 2＞
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＜↑でーんときた＞
ごはん、味噌汁、豆腐の刺身、他色々
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＜↑だし巻きたまご＞
専用の器に
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＜↑厚揚げ＞
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＜↑お世話して頂いたチヨさん＞
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＜↑食った、食った＞
ごはんはおいしくて、お櫃が空になりかけ。
６膳もおかわりしてしまったよ。
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| 09：50 |
腹一杯状態で、お宿周囲を散策。
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＜↑散策開始＞
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＜↑あやとりはしまで行く＞
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＜↑芭蕉庵＞
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＜↑散策コース＞
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＜↑いいコケだ＞
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＜↑緑深し＞
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＜↑緑深し＞
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＜↑緑深し＞
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＜↑緑深し＞
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＜↑緑深し＞
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＜↑緑深し＞
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＜↑あやとりはし到着＞
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| 10：10 |
＜↑山中温泉通り＞
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＜↑山中温泉通り＞
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| 10：20 |
＜↑お宿に戻ってきた。＞
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＜↑お宿に戻ってきた。＞
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| 10：30 |
＜↑ハーブティーを頂く。＞
部屋へ戻る前に、ハーブティーを頂く。
隣席から、何やら違う世界の話が聞こえてきた。
京都祇園で飲んでいたら・・・小松においしい寿司屋があって、食べるためだけのために飛行機で往復して・・・云々。
そおいうお客さんが泊まるんだ、ここって。
帰ろうか。
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＜↑明るく静かな廊下を通るの図＞
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＜↑寛ぎ最後の図＞
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| 11：15 |
チェックアウト。
名残惜しいがやむを得ない。
総支配人さんが出てこられ、会計待ちに少々立ち話。
ご実家は関西のＡ市、何と、たのじが語学講座に通っている岡本の街にも詳しいそうです。
しみじみ、「懐かしいなあ〜」と云われていたのが印象的でした。
そのあと、女将さまもわざわざ出てこられ、昨日の手土産のお礼にと、高級メープルシロップを頂いた。
宿の玄関を出て、車に乗り込むまで出発を見送ってくださった。さよおなら、ぜひまた来たいです。
が・・・。
あ〜いい旅だったなあと話しながら交差点を曲がって、振り返るとまだ手を振ってくだすっていた。
さすが〜。こころ、なごむ〜〜〜。
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＜↑総支配人Ｔさんと３人で。＞
撮影者はカメラの名手、チヨさん。
最後までお世話になりました。
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| 15：00 |
帰宅。
何もしないたびが終わった。
行くか、行かざるかギリギリまで決まらなかったけど、思いきって申し込んで、そして出発してよかった。
何より、人と建物、景色全体で暖かく迎えて頂いた「かよう亭」さんのもてなしには絶句し通しであった。
記念に買ったみやげは特にない。
しかしそれでよい。
さて、来年は？
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＜↑帰りも快調に走ってくれたな。しえしえ。＞
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「かよう亭」の旅 完
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