2004年7月の一週間、楽しい出張がありましたので報告します。
帰ってきたところで書いたものなので、思い出ほやほやです。

７月４日（日）
関空発9：30の予定が、「機材の故障修理の為遅れます。」とのアナウンス。
不安になるではないか。しかし、今回もビジネスシートで快適快適。
乗り換え地点のフランクフルトまで１２時間の長旅。
ルフトハンザ・ドイツ航空の客室乗務員さんは、ドカドカという感じ。
　　「チキン、プリーズ」
　　「フィッシュ、オンリー！」
と云われそうな感じ。（あのＣＭにぴったり）

フランクフルトで乗り換え、次、目指すはデンマーク・コペンハーゲン。
ここでは何も飲み食いせず。
次の飛行機の乗客は外人ばっかり。いや、自分が外人か。

夕刻、コペンハーゲン着。
飛行機を降りてすぐのところで、同じ便で来られるはずのメーカさんをしばし待つ。と、
　　「日本のかたですよねえ？」
　　「さよう、いかにも拙者、日本男児なるぞ。」　（実際の応答：「そだよ」）
　　「あのう、乗り継ぎはどこへいけばいいのですか？」
　　「え、まだ乗り継いでどこかへ行くの？どこ？」
　　「○×△」
　　「どこの国？」

券を見せてもらうと、乗換え搭乗手続きが必要で、その窓口へ一緒に行くと長蛇の列。

　　「たぶん、ここに並んで座席を指定してもらって、その時、搭乗口も教えてもらえるから。」
　　「わたし、英語できないんです。」
　　「え～！」　（といいながら、自分もできるとは言えないレベルだが。）

聞くと、北海道から成田-フランクフルト経由、コペンハーゲンまで一人で来たという。
約1ヶ月間ホームステイすると。
たぶん、高校１年生くらい？制服を着ている。もしかすると中3？
不安そうな顔で、見捨てて行けないではないか。

　　「きっとここで合ってますよ。」

突然登場したおだやかな顔の日本人青年。
彼はここからパリへ行くのに、やはり搭乗手続きをするという。
おお、ちょうどええ。

　　「優しそうなお兄さんだから、一緒に並んでもらいなさい。大丈夫大丈夫。」　（なにが？）
　　「ありがとうございました。」　（まだちょっと不安そう）
　　「いやいや、礼には及ばん。」　（当たり前、何もしていない！）

開放されて、コペンハーゲンから鉄路で目的地、スウェーデン・ルンドという街に安着。
ふう、長い一日目終了。

7月5日（月）～8日（木）
日中は、メーカで熱交換器の性能試験（楽しくないので報告対象外）

平日の早朝とアフターファイブに街中をウロウロ。
白夜で４時から２２時までは明るい。明るいのに店が閉まっていて不思議な感じ。
この出張を理由にようやく買っ（てもらっ）たデジカメで、さまざまなものを撮影した。

ルンドという街の建物は古いままで使われていて、非常に興味深い。
異国のイメージにぴったりのカラフルな建物もたくさん。

　　＜ルンドの街　1＞　　　＜名物　生サーモン＞　　　　＜ファミリー＞

　　＜白魚　マール＞　　　　＜グースの足跡＞　　　　＜一軒のレストラン＞

＜ファミリー＞の服装を見てわかる通り、朝晩は特に寒い。日中でも１7℃？
長袖はスーツしか持っていっていなかったので、半袖で得意の痩せ我慢。

7月9日（金）
試験の報告会が午前で終了。昼前から、スウェーデンの南スコーネ地方を
案内してもらいました。

生憎の雨。寒さがしみる。
前日聞いていた地元近畿地方の酷暑（37℃）が信じられない。

　　　＜通学風景＞　　　　　　＜いちご：甘い＞　　　　　＜すれ違いに＞　