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2003年9月の3連休に行くつもりでドタキャンしてしまった悔しさをバネに、
2003年11月の３連休に同じところへ旅行してきました。
今回の旅行申し込みも、例によって直前の１週間前。
でも往路のAIRとれず、「参加可否は明日以降」と。
それでも数日後、「チケットとれた」と連絡あり、やっと北京行き成立。
１１月２２日（土）
出発も道路も天気も順調、そして関空到着。
JAL PACKのツアーデスクを探してうろうろ、意外に見つからない。
G.Wの時と違って、すんごい混みよう。ただの３連休なのに。
あ、あんなちびっこの分際で！てなこと言っている場合でなく、
時間がなくなってきたので、失礼ながらも、JTBのカウンターで
「JAL PACKのカウンターはどこか」と聴いた。けど分からず。
荷物は最小限にと、空港内の案内なんぞは置いてきていたのです。
また、うろうろ。
あ，あった。
チケットを受け取り、次は団体エコノミー用のカウンターの長蛇の列へ。
カウンターで、「御席満席ですね」
「え”！」
「Exective席へアップさせていただきます」
「！」
何とLUCKY！
乗客揃わず出発時刻が４０分遅れても、「まあ混んでたし」と広い心で
離陸を待てる余裕のゆったり席。
風邪ひいて食欲不振の「ゆ」さんも「お召し上がりもの」と呼ばれる機内食
をぺろリ。
約３時間で、「北京首都国際空港」到着。
出迎え口で、I'LLのカードを持ったガイドのおねえさん（お嬢さん）に
名乗って、もう一組のツアー客と共にマイクロバスで宿泊するホテル
「北京飯店」へ。
ホテル到着後、１時間後に再集合して、北京一の繁華街、王府井の
散策に案内してくれるという。日本語は非常に丁寧で上手。
街中は土曜日ということで、非常に混みあっていた。
ここで１時間ほど街中を案内してもらった。道路の横断はクルマの
間を縫うように・・・かなり危険。ガイドさんはするする行って距離が
開いてしまう。
中国各地の名物が集まった屋台村に連れて行ってもらってガイド
さんとも記念写真。（写真①：出会った中国人その1）
散策を終えて、ガイドさんと分かれた後、地下鉄に乗って、足つぼ
マッサージの店へ。
この地下鉄の切符売りのオバハンに少々腹を立てながらも無事到着。
（切符もおつりもポンポン投げよる。でもこれが中国式。）
１．５時間くらいで８０元（約１２００円）は安い。足の裏つるつる。
いい気分になって、ホテルへの帰り道、「ゆ」は最近お腹が減らない
のでどっちでもいいと言っていたが、なにか食べようかとレストラン街
へ。しかしイマイチ、入ろうと思うところがない。
来る前に「いいとこ」を紹介してもらっていたが、ちょっと遠いのと、一人
食欲不振者がいるので行かずじまい。
王府井の街中をそのままブラブラ歩いていると、「う、なにこの匂い！」
涙が出るくらい、臭い匂いにくらくらしていると、下の方から声をかけられ、
「ワーワーワー」
「ん、何？」
「ワーワーワー」
見ると薄汚れた少女。すると、左足にしがみついてきて、どうやら
「お金をください、おっちゃん」
と言っているらしい。
断わっても（どうやって？）なかなか離さないので、どうしようか思案して
いると、今度は横から
「もう、行こうよ～、こういう子らにお金渡したらあかん！わーわーわー」
と「ゆ」。しかし、完全にカタにハマッテいて、無理に解こうとすると靴が
脱げてしまう。
「しゃあない、小さいお金全部やろ」と思って、財布を取り出し、前回出張
で来た時にできた数分（元の１００分の１）のお金を渡したが、
「こんなの，なんにも買えないあるよ！」
と納得しない様子。
「もうええやろ、それで！」
と怒ってやった。少女は「ふう～」とため息をついて、やっと離してくれた。
あとで「ゆ」に聴くと、あんな時でも「もういいでしょ？離しておくれ。」と優しく
言っていたよと。自分ではかなり怒ったつもりだったのだが・・・。
こころ痛くなって、足早にホテルへ帰って、機内食で出て残っていた一口
サイズの羊羹とクラッカーを食べて寝た。食の中国へ来て、超軽食で
済ますとは。
１１月２３日（日）晴れ（と言っても霧がかかっている感じ）
今日は、紫禁城（故宮）と万里の長城のツアーに申し込んでいる。
ガイドが朝の９時にホテルへ迎えに来た。
昨日のお嬢さんガイドとは代わり、今度はお兄さんガイド。
ちょっと顔デカイ？（写真②：出会った中国人その2）
でも、優しく物知り。２７歳独身、少数民族の回族と。
代表的なところで記念撮影。
何と、ツアーといいつつ、この人が専属ガイドになったので、いつになく二人
揃っての写真を撮ってもらえたし、何かにつけ詳しい解説をしてくれるので、
非常に充実した一日になった。
紫禁城の中の中国政府がやっているという無料休憩所には、最後の皇帝
「フギ」の甥にあたるという書道の達人の爺さんがいて、記念写真。
（写真③：出会った中国人その3）
ここでは、掛け軸など勧められたがきっぱり断わった。
あと、中国人らしい商売をされて、お土産のお茶も揃ったし。（茶の娘）
（写真④：出会った中国人その4）
夜は昨日のことがあって、ちょっと怖い。子どもを見かけると、ドキッとした。
夕食は例によってまだ食欲がない人がいるので、王府井のKFCへ。
ハンバーガーのセット１７元にハンバーガー単品で１０元を加えて、はい夕飯。
味はチキンの匂いが中国っぽいが、おいしい。
（さすがに中国といえども、チキンに毛はついていなかった）
ちょっとした中國人の小物を購入。（写真⑤：出会った中国人その5）
１１月２４日（祝）
もう帰る日。
ホテル出発は１１時。
よし、もう一回足つぼマッサージへ行く～！
「ゆ」の少々ひどくなった風邪をおして（無視して）通勤ラッシュの時間帯に
地下鉄に乗って行き、今度は一人定価の１２８元を払ってやってもらった。
この時は前と違って、ほとんどお客がいないので暇なのか、マッサージャー
（というの？）の女の子が二人でず～っとおしゃべりしながらやっていて，
いつまでたっても左足が終わりそうにない。
１０時半にはホテルへ戻らなければならないのに。２０分前になって、
「我走十点、そろそろ、RIGHT FOOTの方をやってやって。」
「十点半？」
「ちゃうちゃう、十点！」
と言ったらわかってもらえた様子で、すぐに右足へ移行した。
が、右足は簡単に終わったので、足の重さが左右違う感じ。
最後の肩たたきも断わって飛び出て、何とかホテルへ戻った。
復路は残念ながらエコノミー。
一度贅沢を知ってしまうとダメですね。
あれ、スリッパついてないし、コートを預かってくれない・・・。
写真は、
①出会った中国人その1 ④出会った中国人その2の2
②出会った中国人その2 ⑤出会った中国人その4
③出会った中国人その3 ⑥出会った中国人その5
 
①出発（関空） ④天安門
ExectiveClass票の見せびらかし ⑤紫禁城
②飛行機 待機中 ⑥万里の長城
③王府井界隈 中国人ぽい?
 
完 （中国へ戻る）
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